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集塵機

P型集塵機は、ダスト払い落とし機構に高圧エアによる「ジェットパルス噴射方式」を採用することにより
フィルタの圧力損失の変化を少なくし、長時間連続して安定した吸引風量が得られるように設計、製作された高性能集塵機です。

【PP型集塵機の構造と作動】
本機上部には、モートル及びファンが組み込まれ、発塵箇所より含塵空気を吸引します。吸引されたダストは、ろ布外面にて附着除去されます。
ろ過された空気はファン室より外部に排出されます。
ろ布外面に附着し形成されたダスト層は、バッグフィルタのろ過効率と相反して圧力損失上昇による吸引力の低下につながり、連続運転のためには、
順次クリーニングする必要があります。
P型バッグフィルタの機構は、高圧エア逆噴射方式で、タイマーによって予めセットされた時間間隔で自動的に電磁弁を作動させ、
バルブより高圧エア(0.5~0.7Mpa)をノズルにより噴射させ、ろ布面をクリーニングし、圧損を一定に保つよう考慮されています。

【特徴】
①処理風量が大きくとれ、その上ファン一体構造のため極めてコンパクトで、据付面積が少なく、かつ据付に要する時間が短縮でき、ランニングコストも割安です。
②ダスト払い落とし機構に「ジェットパルス噴射方式」を採用したため、安定した吸引風量で連続運転が可能です。
③フィルタにフェルト材を使用しているため、最高の捕集効率が得られ、ミクロンオーダーの集塵にも適しています。
④二次公害となる騒音に関しても、サイレンサを本体と一体化することができ、コンパクトな高性能サイレンサが取り付けできます。
⑤製品規格化ユニット生産により、イニシャルコストも割安です。

【用途】
●限られた据付面積を有効に最大に使いたい場合
●長時間連続の集塵力を必要とする小型から大型集塵まで。
●ミクロンオーダーのダストの集塵
●比較的附着性の強いダストの集塵。
●小風量、大輸送の安定した空気輸送装置の端末集塵。

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