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技術情報

2022.12.05 アルミ溶解炉

酸化物除去工事

溶解保持炉のメンテナンス工事でよくあるのが酸化物除去工事です。

アルミニウム溶湯が大気中の酸素と反応して、アルミナ等の酸化物を形成します。
炉内に付着した酸化物は、一定以上の時間経過により通常の清掃では取れない硬さになります。
硬くなってしまった酸化物を除去するためには、チッパーという土木・建設等で使われる
コンクリートを壊す空圧工具を使い、ハツリ作業を行って酸化物を除去します。

作業で難しいのが、炉材と酸化物の境目の見極めです。
慣れていないと炉壁の炉材も壊してしまうことがよくあります。
弊社では、溶解保持炉を専門とした酸化物除去工事を行っておりますので、
ご相談下さい。

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